会社設立の方法
2018年5月9日

電子定款をご存知ですか

「定款」は、会社の「憲法」にあたる会社設立時に手続き上必ず作成しなければならない書類です。

その内容は、「絶対的記載事項」、「相対的記載事項」、「任意的記載事項」の3つに分類することができます。このうち名称通り「絶対的記載事項」は定款に必ず記載しなければならない内容です。具体的には、会社設立の目的や商号、本社の所在地、設立時の財産などが含まれます。ここに記載漏れがあると書類が無効になってしまう定款の肝となる部分です。

一方、「相対的記載事項」や「任意的記載事項」は何も書かなくても定款が無効になることはありません。相対的記載事項は定めない限り効力が認められないものを、任意的記載事項は会社が記載したい内容を記入する部分になります。そんな定款の形式はもともとは書面のみが認められていましたが、2004年以降PDF化された「電子定款」も認証を受けられるようになりました。

電子定款にする1番のメリットは、文書扱いとならず収入印紙4万円分を節約できる点にあります。ただし、電子定款を作る際にはPDF変換ソフトが必要です。変換ソフトを所有していない場合電子定款作成時にその分の費用がかかる点には注意が必要です。更に、定款は一度申請してしまうと訂正や再申請に非常に手間がかかります。そのため、電子定款を作成した際には提出前に必ずプロの目で間違いがないか確認してもらうのがおすすめです。上手に制度を活用しましょう。

Tagged on:

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *