会社設立の方法
2018年5月12日

電子定款のメリットと作成の流れ

そもそも定款とは、社団法人や財団法人、会社を設立する際に作成が義務付けられているもので、組織の基本的なルールのことを言います。

そこには組織の名称や所在地、目的などが明示され、これが定められていないと設立が認められません。定款は紙で定めることが一般的で、作成したものは公証役場に提出して認証を受けるという流れになっています。しかし現在では、電子データでも作成が可能です。これを電子定款と言います。電子定款のメリットは、設立の際の経費を4万円も削減できるという事です。

この4万円という金額は、紙で定款を作成した際に貼る印紙の代金です。電子データであれば印紙を貼る場所がありませんから、必要がないということになります。4万円も削減できるのであれば皆が紙をやめて電子データにしそうですが、実際にはそうはなっていません。その理由は、電子定款を作成するためにはある程度の準備が必要で、さらに、流れが分かっていないと手間もかかるためです。

電子定款に必要なものは、ICカードリーダライタ、AdobeAcrobatのソフト、電子証明書、住基カードです。この中で一番費用がかかるのはAdobeソフトで、3万5千円程かかります。大まかな手順は、定款データをAdobeでPDFファイルに変換します。そのファイルに電子署名を付けるのですが、そのために必要なものがICカードリーダライタで、この機器で住基カードのICチップに内蔵された電子証明書を読み込み、電子署名を付けます。出来たものを公証役場に提出すれば完了です。

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